診察の流れと料金

「歯周病ケア」の本当の目的は

歯石取りの目的は「歯を白くすること」ではありません。

重要なのは、歯周ポケット内で増え続ける菌の膜(バイオフィルム)やLPS(炎症性物質:エンドトキシン)を洗浄し続けて、歯肉炎を起こしにくい状態を続けることです。

ごとふ動物病院では、「院内ケア」と「自宅ケア」を組み合わせ、バイオフィルムやLPSを増やしにくい歯科ケアを提供しています。

流れと料金

STEP①| 初回カウンセリング(要予約)  

無麻酔の歯石取りは、その子の体調や性格似合っているかを見極める必要があります。

だから当院では、いきなり処置に進まず、まずは「できるかどうか」を丁寧に確認します。

【内容】

お口の状態を確認
 (歯石・歯肉炎・出血の確認)

位相差顕微鏡で歯周病菌の状態を確認

歯科レントゲンで顎の骨の状態を確認

血液生化学検査で内臓関係の異常の有無を確認

血液バイオマーカー(BNP)検査で心臓の状態を確認 

【費用】

・初診料:1,320円
・口腔内チェック料:1,199円
・位相差顕微鏡検査:1,199円
・歯科レントゲン:3,300円
・生化学・BNP:11,726円
・歯周病セット:6,600円

合計:25,344円(税込)
※お口の状態により、内服薬や抗菌剤の歯磨きなどが必要になる場合があります。

STEP②無麻酔 歯石とり(要予約)
歯周病菌が増えにくい土台を作る 

歯石は、歯周病菌が増えやすい「足場」になります。これを残したままだと、歯周ポケットを洗ってもすぐに菌が増えてしまいます。

無麻酔歯石とりは、見た目を白くするためだけの処置ではありません。次のジェット・クリーニングの効果を高める準備です。

※無麻酔歯石取りが万能ではないため、適応評価を行い、必要時は麻酔下歯石取りへ切替えます。

【内容】

無麻酔歯石取りの目的

・歯の表面にこびりついた歯石を除去

・歯周病菌が増えにくい状態に戻す

・歯周ポケット洗浄の効果を高める

※歯石を取るだけで歯周病が治るわけではありません。

【費用】

・診察料:1,078円
・無麻酔歯石取り:10,923円

合計:12,001円(税込)
※体重5㎏以下の子の1回あたり

処置回数

無理に押さえつけることはしません。その子の性格や歯肉の状態に合わせて、通常は3〜4回に分けて、少しずつ行います。

STEP③ジェット・クリーニング(要予約) 
歯周ポケットを洗う

歯周ポケットは、歯周病菌がたまりやすい《すき間》です。歯ブラシでは洗浄しにくいため、放置すると炎症が再発したり、続きやすくなります。

ジェットの水圧で、歯周ポケットにたまった菌の膜(バイオフィルム)やLPSを洗い流してキレイな状態を保ちやすくなります。

【内容】

ジェットクリーニングの目的

・歯ブラシでは届かない歯周ポケットを洗う。

・歯周病の原因になる菌やLPSを減らす

・歯ぐきの赤み・出血を起こしにくくする

【費用】

・診察料:1,078円
・ジェット・クリーニング:3,586円

合計:4,664円(税込)
※体重5㎏以下の子の1回あたり

処置回数

処置回数の目安
歯周病の状態に合わせて1〜6ヶ月に1回のペースで行うことが多いです。

STEP④自宅ケア(継続管理)
院内で整えた状態を日常生活で保つために 

歯周病ケアは、病院で一度きれいにして終わりではありません。歯周ポケットは、毎日の生活の中で少しずつ菌の膜(バイオフィルム)やLPSが増えやすい場所です。

だから当院では、来院できない日の「戻り」を遅らせるための《自宅ケア》を組み合わせています。

当院が推奨する自宅ケア商品

Ichi+(イチタス)(口腔ケア)


お口の汚れを「溜めない」ケア

歯周ポケットにたまる汚れや菌の膜は、放っておくと歯ぐきの炎症を続かせ、心臓・腎臓・脳血管への負担にもつながります。

ここがポイント

ゴシゴシ磨けなくても大丈夫。歯周病菌や汚れの膜(バイオフィルム)にアプローチして、歯周ポケットを清潔に保ちます。

毎日きちんとできなくてもOK。続けやすさをいちばん大切にした「塗るタイプの歯みがき粉」です。


25g/本:5,700円(税込)

55g/本:8,700円(税込)

はぁとfull(はぁとふる)
(体の中からケア)


体の中の「炎症」を増やさないケア

歯周ポケットにたまる汚れや菌の膜は、放っておくと歯ぐきの炎症を続かせ、心臓・腎臓・脳血管への負担にもつながります。

ここがポイント

歯周ポケットの炎症刺激(LPSなど)は、血液に乗って全身に影響することがあります。


この心臓病・腎不全・痴呆症の元となるLPSをお口だけでなく、体の内側から整えるように考えられた全身ケア粉末サプリです。


はぁとfull:6,970円(税込)/袋

ベースフード75
(毎日の食事)


健康の「土台」を作る毎日のごはん

体を作るのは、毎日の食事。
炎症が続きにくい体作りは、歯周病ケアの土台になります。

ここがポイント

特別なことを頑張る必要はありません。「いつものごはん」を見直すことで、炎症が続きにくい体づくりにつながります。

その積み重ねが、歯周病ケアを通して、将来の心臓・腎臓・認知機能を守る土台になります。


ベースフード75(鶏)
2,980円/袋

ベースフード75(白身魚)
2,980円/袋

≪要約≫
30秒でわかる「このページ」

歯周病ケアの本質と、ごとふ動物病院の考え方

歯周病ケアの目的は、歯を真っ白にすることではありません。

本当に大切なのは、歯周ポケットを清潔に保ち、炎症を起こしにくい状態を続けることです。

歯周病は、歯周ポケットにたまる菌の膜(バイオフィルム)やLPS(炎症性毒素)による慢性炎症で進行します。

この炎症は、口臭や出血だけでなく、心臓・腎臓・脳など全身の負担につながる可能性があります。

ごとふ動物病院では


①初診で無麻酔歯石取りの適応評価を行い
②無麻酔歯石取りとジェットクリーニングで歯周ポケットを洗浄
③自宅ケア(イチタス・はぁとfull・ベースフード75)


を組み合わせ、炎症を「作らない・ためない」習慣作りを行っています。

年1回の歯石取りだけでは終わらせない!

歯周ポケットを日常的にきれいに保つことが、将来の心臓病・腎不全・認知機能低下のリスク管理につながると考えています。

よくあるご質問

年1回の歯石取りだけでは、なぜ足りないのですか?

歯周病は歯周ポケットの慢性炎症です。

歯石だけを取っても、歯周ポケット内では歯周病菌が増えて菌の膜(バイオフィルム)も短期間で作られ、炎症は元に戻りやすくなります。

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無麻酔の歯石取りは危険ではありませんか

無麻酔歯石取りは万能ではありません。
ごとふ動物病院では事前評価を行い、「安全にできる範囲のみ」実施し、必要な場合は麻酔下での歯石取りなどの処置へ切り替えます。安全性を最優先しています。#犬 #無麻酔 #安全性 #適応 #麻酔下歯石取り #獣医師

ジェットクリーニングは、歯みがきと何が違うのですか

歯みがきは歯の表面が中心。
ジェットクリーニングは歯ブラシが届きにくい歯周ポケットの奥を洗浄します。バイオフィルムやLPSを物理的に洗い流すことが目的です。


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歯周病は、心臓や腎臓にも関係しますか?

歯周病が進むと、菌の毒素成分(LPSなど)が体内に入りやすくなります。
これが心臓・腎臓・脳血管など炎症に弱い臓器の負担になる可能性が指摘されています。そのため、お口の炎症管理は全身管理の一部と考えられています。

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どこまでやれば「十分」なのですか?

目標は「歯を真っ白にすること」ではありません。
歯周ポケットの炎症を起こしにくい状態を保つことです。
院内ケアと自宅ケアを組み合わせることで、現実的に続けられるラインを一緒に決めます。#犬 #歯周ポケット #無麻酔歯石取り #ジェットクリニーング #歯磨きり意味がある?

毎日の歯みがきができなくても大丈夫ですか?

はい。完璧である必要はありません。
イチタス・はぁとfull・ベースフード75などを使い、「炎症をためにくい習慣」を作ることも重視しています。

#イチタス #はぁとfull #ベースフード75 #歯磨き苦手

どのくらいの頻度で通う必要がありますか?

歯周病の状態によって異なります。
初期は間隔を短く、安定してきたら間隔を延ばすなど、状態に合わせて調整します。
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費用はどのくらいかかりますか?

初回は評価と検査を含めて25,344円がかかります。
その後は、必要なステップだけを組み合わせるため、無駄な処置は行いません。詳細は料金表をご確認ください。

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どんな子に向いているケアですか?

口臭や歯ぐきの赤みが気になる子。全身麻酔が不安な子。将来の心臓病や腎臓病をできるだけ防ぎたいと考えている飼い主様。

そんな子に向いた「予防型の歯周病ケア」です。

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お問い合わせ・予約はコチラ

開院年:平成11年
住所:〒814-0013 福岡市早良区藤崎1-1-37 2階
電話番号:092-407-3111
休診日:毎週水・金、祝日、年末年始