愛犬の歯周病
一度「歯石取り」をしたからといって
終わりではありません

1年1回の「歯石取り」では、歯周病は悪化する病気。
お口の炎症が続くと、体に余計な負担がかかり、
心臓や腎臓などの臓器に影響しやすくなります。

だから

歯周ポケットをつねにキレイに整え
歯周病菌が増えにくい状態を続けるケアが必要

愛犬に「こんな症状」
ありませんか?

  • 歯石取りをしたのに、口臭が戻る
  • 歯ぐきが赤い / 出血する
  • 片側で噛む、硬いものを嫌がる
  • 歯みがきができない

これらの症状は、歯の表面ではなく
「歯ぐきの中(歯周ポケット)」にトラブルがあるサインかもしれません。

歯石をとっても
「歯周病」は治らないことがある

それは、歯の表面ではなく 「歯ぐきの中(歯周ポケット)」 にトラブルがあるサインかもしれません。

歯周病が戻りやすいのは、歯周ポケットの中で 菌の膜(バイオフィルム) が短期間で作り直されるからです。

キレイにしても
『バイオフィルム』が短期間で
作り直される

排水口のヌメリって、一回きれいにしてもすぐ戻りますよね。

歯周病も同じで歯石を取っても歯周ポケットの中では ヌメリ(菌の膜:バイオフィルム)が 24〜48時間ほどで作られ始めます。

だから
必要なのは、年に1回の大掃除(歯石取り)よりも
日頃から 「ヌメリ(バイオフィルム)をためないケア」 を行うこと

そのために当院では、『3ステップ・ケア』で
「バイオフィルム」がをたまらない状態を

維持するようにしています。

ごとふ動物病院の
3ステップ・ケア

ごとふ動物病院では、
お口の状態に合わせて定期的に
「無麻酔歯石取り →ジェットクリーニング → 自宅ケア」 を組み合わせ
歯周ポケットを整え、悪化しにくい状態を続けることを目指しています。

ステップ① 無麻酔歯石取り
(ヌメリの土台を除去)

歯周病菌がこびりつく足場(歯石・表面の汚れ)を取り除きます。麻酔に頼らないことで体への負担を抑えつつ、汚れがひどくなる前に短い間隔(例:月1回~状態により)で整えやすいのが利点です。

※無麻酔歯石取りが万能ではないため、適応評価を行い、必要時は麻酔下歯石取りへ切替えます。

ステップ② ジェット・クリーニング
(見えない奥まで洗浄)

歯周病菌がこびりつく足場(歯石・表面の汚れ)を取り除きます。麻酔に頼らないことで体への負担を抑えつつ、汚れがひどくなる前に短い間隔(例:月1回~状態により)で整えやすいのが利点です。

※無麻酔歯石取りが万能ではないため、適応評価を行い、必要時は麻酔下歯石取りへ切替えます。

ステップ③ 自宅ケア(365日の維持)

病院に来られない日も、歯周病菌の増殖スピードを落とします。

  • イチタス :歯周病菌が増えにくい環境づくりをサポート
  • はぁとfull :毒素(LPS)への配慮を続け、全身管理をサポート
  • ベースフード75 :炎症が長引きにくい体の土台(腸の粘膜のコンディション)を整える

※これらは治療の代替ではなく、病院で整えた状態を維持するためのメンテナンスケアの一部です。

院長紹介

1年に1回の「歯石取り」だけでは
歯周病をコントロールするのは難しい

現実として、1年に1回の歯石取りだけでは歯周病(バイオフィルム)をコントロールするのは難しいことがあります。
でも、だからといって 1〜2ヶ月に1回、全身麻酔をかけ続けるのは怖い。飼い主さんならそう感じるのは当然です。

だからこそ当院は、無麻酔歯石取りを《逃げ》としてではなく、歯周病をコントロールするための治療法として位置づけています。

麻酔下歯科(抜歯・根管治療など)から、必要に応じた外科治療まで対応できる体制があるからこそ、無麻酔で安全にできる範囲を明確に線引きし、必要なときは麻酔下に切り替える。
その判断まで含めて、愛犬を守るための歯周病ケアをサポートしています。

獣医師:藤本 愛彦(ごとふ動物病院)

対応:無麻酔歯石取り / 歯科レントゲン
     麻酔科処置(抜歯・根管治療・骨折外科)

方針:適応評価と中断基準を明確化し、安全を最優先

よくあるご質問

犬の無麻酔歯石取りは危険ですか?(安全性)

危険かどうかは「適応次第」です。
当院は年齢・持病・服薬・当日の状態を評価し、安全にできる範囲のみ実施します。処置中はストレスサインを監視し、処置中断基準に当てはまれば中止します。必要時は麻酔下歯科へ切替えます。
※一般に歯科処置は麻酔下が標準です。当院は無麻酔を万能とは考えていません。
犬/無麻酔歯石取り/安全性/中断基準/麻酔下歯科

犬の無麻酔歯石取りは、どんな犬が対象ですか?(適応)

「落ち着いて処置を受けられる範囲」で適応を判断します。
年齢・持病・服薬・性格(触られるのが苦手か)・お口の状態を確認し、無麻酔で安全にできる範囲を線引きします。難しい場合は無理に行わず、麻酔下歯科を含めて選択肢をご説明します。
犬/無麻酔歯石取り/対象/適応評価/麻酔下歯石取り/麻酔下歯科

心臓病や腎臓病がある犬でも受けられますか?(基礎疾患)

受けられる可能性はありますが、最優先は安全です。
基礎疾患・服薬・当日の体調を踏まえて、方法(無麻酔/麻酔下)と頻度を判断します。必要に応じて検査(心電図・BNP・血液検査など)も行い、無理のない範囲で進めます。
犬/心臓病/腎臓病/無麻酔歯石取り/BNP/心電図

犬の歯石取りは1回したら、もう通わなくていいですか?(継続理由)

1回で終わるケースは少ないです。
歯周病は歯石だけの問題ではなく、歯周ポケット内の環境が戻ると炎症が再発しやすい病気です。当院は「一回で終わり」ではなく、状態に合わせて間隔を判断し、落ち着けば延ばすようにしています。
犬/歯石取り/歯周病/歯周ポケット/再発/メンテナンス

歯みがきができない犬でも歯周病ケアはできますか?(家庭事情)

できます。完璧な歯みがきを前提にしません。
まず院内メンテで歯周ポケットを整え、その状態を自宅ケアで維持しやすい形にして提案します。「これなら続く」という最低ラインを一緒に作る方が、結果的に再発しにくくなります。
犬/歯みがきできない/歯周病ケア/自宅ケア/口臭

どのくらいの頻度で通院が必要ですか?(スケジュール設計)

お口の状態と全身状態で変わります。
歯肉や歯周ポケットの炎症が強い時期は短め、落ち着けば延ばす考え方です。初回評価で、目安の頻度(例:月1回〜状態により)をご案内し、経過を見ながら調整します。
犬/歯石取り/通院頻度/歯周病/メンテナンス設計

お問い合わせ・予約はコチラ

開院年:平成11年
住所:〒814-0013 福岡市早良区藤崎1-1-37 2階
電話番号:092-407-3111
休診日:毎週水・金、祝日、年末年始